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緑豊かなキャンパスで木の輪で学びの場をつなぎ、環境人材育成を進める玉川学園

「Tamagawa Mokurin Project」座談会(2)

多摩の丘陵地に広がる玉川学園のキャンパスで、最も標高の高い丘である「聖山」。「守り、継承する聖山」とのコンセプトで継続的に行っている「聖山労作」では、幼稚園生から大学生まで、あらゆる年代の子どもたちが間伐(かんばつ)などの聖山の整備活動に取り組んでいます。

2023年の聖山労作を主導した農学部教授の山﨑旬氏は「木を伐(き)る行為をネガティブにとらえる方がいるが、庭園木や街路樹、学園内などに生える樹木を制限なく大きく育て続けるわけにはいかない」と指摘します。
木は「守る」だけでなく、倒木の恐れのある古木などを定期的に伐採し、新たな樹木が育つ素地を作ることで、人の周りの自然はどんどん活性化していきます。若い木が生えそろえば、二酸化炭素(CO2)の吸収量も増やせます。「樹木の伐採は、里山の環境を維持する上で大切なこと」(同教授の石﨑孝之氏)なのです。

伐採した木材は乾燥させ、学内で建材や教材として利用しています。
こうした“本物”の木を素材として使い、芸術学部講師の堀場絵吏氏は空間デザインに生かし、
工学部講師の平社和也氏はものづくりに応用するなどして、地域のイベントやワークショップで披露しました。

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https://prtimes.jp/story/detail/beEZZqUaJgb

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