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玉川学園が誇る学内施設STREAM Hall 2019|創造力を育む学びの場

フィンランド・ヘルシンキで見た未来の“学びの場”と、玉川学園の今

2018年にフィンランド・ヘルシンキに開館したヘルシンキ中央図書館「Oodi(オーディ)」は、「世界一優れた図書館」と称される市民のための公共施設です。

Photo: Maarit Hohteri

そのOodiを実際に訪れる機会がありましたので、現地の様子をご紹介するとともに、玉川学園の取り組みとの共通点もお伝えします。

Oodi:図書館という枠を超えた、市民の“創造の拠点”

Oodiの建物に足を踏み入れた瞬間から、開かれた空間と多様な人々の姿に驚かされました。週末ということもあり、小さなお子さんを連れたご家族、学生まで、多様な市民が自由に過ごしていました。

図書の貸出や閲覧はもちろんのこと、グループルームやカフェ、コワーキングスペースも充実。これだけでも素晴らしいのですが、さらに圧巻だったのは2階のクリエイティブスペース(Urban Workshop)です。

なんと廊下には、3Dプリンター、ミシン、レーザーカッター、大判プリンターなどが常設され、自由に利用可能。実際に使用している市民の姿も多く、「図書館は本を借りる場所」という常識を超えた“創造の場”であることを実感しました。

Photo: Jonna Pennanen

実は玉川学園にも、世界に誇れる学びの場がある

このOodiでの体験を通して感じたのは、「私たちの身近にも、同じような未来型の学びの拠点がある」ということです。

玉川学園には、2019年に完成したSTREAM Hall 2019メーカーズフロアーがあります。

ここには、3Dプリンターやレーザーカッターなどの設備が整い、学生が “ものづくり”に取り組むことができます。

さらに、玉川学園では異分野融合型の教育であるESTEAM教育を実践。STREAM Hall 2019では、ガラス張りの設計によって授業の様子が可視化されており、知識が交差する開かれた学びの空間が広がっています。

まずは“学内”を探検してみよう

「世界一の図書館」のような施設は遠くにあるもの…そう感じるかもしれません。

しかし、玉川学園にはその“可能性”がすでに存在しています。

専門的な機材の使用には教員の指導が必要ですので、興味のある学生の皆さんは、工学部の先生にぜひ声をかけてみてください

未来の創造は、今日の一歩から始まります。

世界の最先端に学びながら、足元の資源を活かす

Oodiで見た風景は、知識と技術が市民にひらかれた未来の姿でした。

その学びと創造の姿勢は、玉川学園が目指す教育とも深くつながっています。

世界に目を向けること。そして、自分の学びの場を見直すこと。

この両方を大切にしながら、これからの学びを一緒につくっていきましょう。

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